この「水屋」は、おばちゃんのお嫁入り道具だと聞いています。

私は、物心ついた5歳くらいから記憶にあります。
その頃は京都の桂に住んではって、小学校上がる前にしょっちゅう遊びに行ってました。
真ん中あたりにある三列の黒い引き出しの一番左側に、おばちゃんはいつも財布を入れてはった。
取っ手がバタンって鳴る音がなんとも心地良かった。

時は過ぎて、、、、55年経って、、、
今我が家に「初めまして、よろしゅうに」って小さいながらも、収納上手を見せてもらってます。
取っ手にしても、引き戸にしても、ガラスにしても、木の表面の細工や面取り、
あらゆるところがハイクォリティ。
60年以上経っても、ガタぴしぜずバシってしてる、、あー感激です。

実はこの水屋、おばちゃんの形見として貰う約束をしていたんです。
こんな形で我が家にきてくれるなんて。

おばちゃん、ありがとう。大事に大事に使わせて頂きます。

ふちみちゃんから

一日遅れの「MerryChristmas！」

※　おばちゃんは雅之のお母さん